投資家チンジャオの実験

サラリーマンが億り人を目指す実験日記です。

高配当株式の投資基準(インカムゲインとは、キャピタルゲインとは)

株式投資で利益を得る方法としてインカムゲインキャピタルゲインがある。

 

インカムゲインとは

株式を保有中に得られる収益のこと。 いわゆる配当金のこと。株式を保有し続けることで、継続的な収入を期待することができる。
 

キャピタルゲインとは

キャピタルゲインとは、株式を売却することによって得られる売買差益のこと。株価10万円で購入した株式が、20万円になったときに売却した場合、差額10万円(手数料・税金を除く)がキャピタルゲイン
 
個人的には短期トレードを行うことが少ないので、中長期投資て、インカムゲインを偉るように投資している。つまり高配当な株式に投資をする。その時、参考になりそうな方法を下記にまとめてみる。
 

高配当株式に投資する方法

・配当が安定している企業に投資を行う
利益をしっかり出していて、競合も少ない、競争が熾烈ではない企業ほど安定的に株主に対して配当を出している。米国株で言えば、コカ・コーラやP&G、ジョンソンエンドジョンソンが有名な高配当株式になる。日本企業では花王が連続で配当を出している。
 
・成熟企業であること
誰でも知っているほどの知名度で、プロダクトの開発における設備投資も大きくは必要ない、内部留保する必要もないくらい継続的にキャッシュが入り、利益が出ている。しっかり配当に回して株主還元した方がいい成熟している企業に投資をしておく。
 
配当利回りが3〜4%
平均で配当利回りが3〜4%かどうかを確認しておく。仮に8%以上の配当利回りだと、今は好業績で出しているだけで、後で減配にする可能性が高い。
 
自分の投資スタイルに合わせて、どうやって利益を得ていくのかで、やり方は変わる。私は頻繁に短期で売買はできないタイプのため、中長期投資で株価が上がる可能性がある企業、そして、配当金も出す企業を探して投資を行っている。
 

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PERとPBR

株式投資を始めた時に最初に学ぶ用語(指標)と言っても良い指標がPERとPBR。

PERとは何なのか、PBRとは何なのかを整理してみたい。

 

PERとは

利益に対して、現在の株価が割安かどうかを見る指標

利益の安定したいい会社なのに、PERが低すぎる(例えば一桁とか)銘柄を割安株(バリュー株という。逆にPBRは高め(30倍くらい)だけど、1株益が大きく伸びる銘柄であれば買う目安になるかもしれない。

 

・利益を出しているのに、株価が安い≒割安

・利益が大したことないのに、株価が高い≒割高

 

<算出方法>

PER=株価÷1利益

株価が1利益の何倍になっているかを見る。PERは数字が低いほど割安と言われ、PERの標準は15倍程度と言われていたりする。

 

PBRとは

会社の資産から見て今の株価が割安かどうかを測る指標

企業が株主から託された大切な資本を事業に投下しリターンを上げた結果、株主資本が何倍に膨らんだかを確認するためのもの。

 

<算出方法>

PBR=株価÷1株あたりの純資産

株価が1株純資産の何倍になっているかを見る。PBR1倍未満は割安と言われる。

 

PERは利益を見て、PBRは資産を見ている。あくまで初心者が学ぶ指標で、実践の場面や投資のことが少しずつわかってくるとPERやPBRはあまり参考にしないケースも出てくるが、超基本指標であるため抑えておくべき。

 

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【投資方法】投資を行う時に使える判断材料

投資家歴10年未満の投資家チンジャオ。

 

投資をやっている理由は、FIREを目指しているし、資産運用が目的としては大きい。あと、もうひとつは、会社員投資家であるため、ビジネスパーソンとしての素養を鍛えるために投資を行っている側面もある。

 

10年未満の投資で個別株投資を行う際に注意してきたことを一部整理してみる。

 

  • ビジネスモデルが理解できる会社か
  • 経営者の考えに共感できるか
  • 自己資本比率が50%前後はあるか
  • 営業利益率10%以上
  • 高付加価値があるプロダクトを提供しているか

 

ビジネスモデル理解できる会社か

そもそも何やっている会社か理解できないのに投資するのは意味不明。誰に対して、何を売っているのか、どのように儲けているのか。企業のサイトのサービス概要はチェックして、P/LやB/Sを確認しながら企業への理解を深めた上で投資判断をしていく。

 

経営者の考えに共感できるか

結局、TOPを何を考え、どこを目指しているのか。企業サイトに顔を出していて、自分の言葉で、想いを語っているかはチェックしておきたい。経営者が顔を出していない企業は投資対象から外す。TOP次第で企業は良くなるし、悪くもなる。

 

自己資本比率が50%前後はあるか

これは経営者がしっかり経営をコントロールできるかどうか。経営者が過半数の株を持っていないのなら他の株主の操り人形になるだけなのでいい仕事、業績は期待しにくい。

 

営業利益率10%以上

企業のフェーズによって判断は異なるが、営業利益率10%以上は欲しい。儲かっているかどうか評価指標なので。逆に赤字だとしても、未来のための投資をしていて、将来性が見込めるなら投資できる。ここはケースバイケース。

 

高付加価値があるプロダクトを提供しているか

そもそも社会に対して価値を提供できていない企業は投資対象にならない。誰の何の問題を解決しているのか。はたまた、誰も気づいていない問題やあきらめている問題などを解決できるソリューションなら投資対象になってくる。

 

他に色々と投資をする上での判断材料はある。ケースバイケースになることが多いような気はするが、基本的な判断材料を持っておいて応用していく形で投資の経験を積んで行っている。

 

引き続き投資を学び、実験していく。